一般のみなさまへ(内観について)
内観法は、吉本伊信が「身調べ」という精神修養法をもとに考案した、自己の内面を観察する方法です。
一般社会での自己啓発や悩みの解決法として、心身医学領域での心理療法として、また企業研修や学校教育、矯正教育など幅広い分野に活用されています。
「身調べ」はもともと浄土真宗の一派に伝わる精神修養法でしたが、吉本伊信はその方法から宗教色を排除して、また広く誰にでもできるように簡便化を図りました。
そして、1968年には、現在のような内観三項目(「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」)が確立されました。 |
吉本 伊信 (1916 - 1988) |